カント哲学のアクチュアリティー、ほか
すみません、ここのところ更新がまるっきり滞っていました。復帰第一号にふさわしいものということで、今回は次の論集の紹介を。
坂部恵・佐藤康邦編『カント哲学のアクチュアリティー 哲学の原点を求めて』ナカニシヤ出版

今年の二月に発売になった、カント哲学研究の論集です。若手・中堅・ベテランとバランスの取れた執筆者をそろえ、自然、道徳、平和、美など多様な角度から、カント哲学に〈哲学の原点〉と〈アクチュアリティー〉の両立の可能性を探る八本の論考+座談会を収めます。
えーっと、紹介が遅れたのに、こんなこというのものなんですが、ようやく出ましたね、この論集。 実は私、この論集の計画は三年ほどまえくらいから聞いており、ちょっとした話題の論集だったのであります。まあ人文系の論集ですから、実際に出るまでにはこのくらいの時間はかかるものなのでしょうけど。さて、執筆者の方々を見渡してみると、けっこうこのブログでもお名前を挙げさせていただいたことのあるかたが多いです。まだ若手の勢力尚雅氏・滝沢正之氏はさすがに当ブログでの言及はありませんが、編者の坂部恵氏は氏の著作集をはじめ何度も記事でお名前を挙げていますし、佐藤康邦先生は主著のひとつ『カント『判断力批判』と現代』をだいぶ以前紹介しました。そして黒崎政男氏は去年の『水声通信』の対談「ライプニッツの千年」がらみでご登場、同じ雑誌の論考をご紹介した小田部胤久先生は、『ドイツ観念論を学ぶ人のために』の論考にもさらっと言及しています。そして意外と言及回数が多いのが松山壽一氏で、『人間と悪』のほか、数本の論考を紹介、渋谷治美氏は編著の『ニヒリズムとの対話』を昔取り上げたみたいですね。残念なのが山根雄一郎氏で、このブログの前・前身<院生の小窓>のたしか第二・三回目あたりの記事で氏の『<根源的獲得>の哲学 カント批判哲学への新視角』(東京大学出版会)を取り上げたのですが、ちょっと引越しのさいにどこかにいってしまったようです(まあまだ立ち上げたばかりのときで、エーベルハルトとの論争のあらましを紹介するだけのたいした情報価のない記事だったと思うので、べつにいいのですけど)。まあこれだけたらたらと続けていれば、自己参照や言及のシステムもできてくるわけですが、ただちょっと口が過ぎているところなども多々ありますので、あまり参照しないでくださいね。
んで、いつものように気になる論考をいくつかご紹介・・・・と思ったところ、たまたま(!!)、次の書評誌に、この論集の書評を見つけてしまいました。
週刊読書人 4月11日号(8頁・定価230円)
http://www.dokushojin.co.jp/

大型書店や大学生協等で販売している読書人のための書評誌<週刊読書人>ですが、この4/11号の4面の学術・思想欄の一角に、宮村悠介氏(倫理学専攻の大学院生とか紹介されているけど、なんなの、こやつは?)による書評記事が掲載されていますね。ええ、掲載されているのです。えーっとまあ、どういったらいいか困りますけど、ともかく、ボケスケはボケスケなりに、ない頭を絞って書いたようですので、1500字弱のこの記事にもいろいろ至らぬ点等あるかと思いますが、よろしかったらご覧になっていただければなあ、という告知であります。特集の斉藤美奈子氏のインタビューも面白いので(ちょっとかみ合っていないとは思うけど)、よろしかったらそのついででにでも。もうすでに次の号が書店には並んでしまっているようですが、大きな書店ならレジに頼めば出してもらえるかもしれませんし、少なくとも会社のほうに注文を出せば、バックナンバーとして取り寄せることもできます。ちょっと紹介が後手後手になって申し訳ないですあが、なにとぞよろしくという、不慣れなせいでちぐはぐな告知であります。んで、一応この論集に関しては、<週刊読書人>4/11号を参照していただくことをお願いして、紹介記事は割愛させていただきたく存じます。

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坂部恵・佐藤康邦編『カント哲学のアクチュアリティー 哲学の原点を求めて』ナカニシヤ出版

今年の二月に発売になった、カント哲学研究の論集です。若手・中堅・ベテランとバランスの取れた執筆者をそろえ、自然、道徳、平和、美など多様な角度から、カント哲学に〈哲学の原点〉と〈アクチュアリティー〉の両立の可能性を探る八本の論考+座談会を収めます。
えーっと、紹介が遅れたのに、こんなこというのものなんですが、ようやく出ましたね、この論集。 実は私、この論集の計画は三年ほどまえくらいから聞いており、ちょっとした話題の論集だったのであります。まあ人文系の論集ですから、実際に出るまでにはこのくらいの時間はかかるものなのでしょうけど。さて、執筆者の方々を見渡してみると、けっこうこのブログでもお名前を挙げさせていただいたことのあるかたが多いです。まだ若手の勢力尚雅氏・滝沢正之氏はさすがに当ブログでの言及はありませんが、編者の坂部恵氏は氏の著作集をはじめ何度も記事でお名前を挙げていますし、佐藤康邦先生は主著のひとつ『カント『判断力批判』と現代』をだいぶ以前紹介しました。そして黒崎政男氏は去年の『水声通信』の対談「ライプニッツの千年」がらみでご登場、同じ雑誌の論考をご紹介した小田部胤久先生は、『ドイツ観念論を学ぶ人のために』の論考にもさらっと言及しています。そして意外と言及回数が多いのが松山壽一氏で、『人間と悪』のほか、数本の論考を紹介、渋谷治美氏は編著の『ニヒリズムとの対話』を昔取り上げたみたいですね。残念なのが山根雄一郎氏で、このブログの前・前身<院生の小窓>のたしか第二・三回目あたりの記事で氏の『<根源的獲得>の哲学 カント批判哲学への新視角』(東京大学出版会)を取り上げたのですが、ちょっと引越しのさいにどこかにいってしまったようです(まあまだ立ち上げたばかりのときで、エーベルハルトとの論争のあらましを紹介するだけのたいした情報価のない記事だったと思うので、べつにいいのですけど)。まあこれだけたらたらと続けていれば、自己参照や言及のシステムもできてくるわけですが、ただちょっと口が過ぎているところなども多々ありますので、あまり参照しないでくださいね。
んで、いつものように気になる論考をいくつかご紹介・・・・と思ったところ、たまたま(!!)、次の書評誌に、この論集の書評を見つけてしまいました。
週刊読書人 4月11日号(8頁・定価230円)
http://www.dokushojin.co.jp/
大型書店や大学生協等で販売している読書人のための書評誌<週刊読書人>ですが、この4/11号の4面の学術・思想欄の一角に、宮村悠介氏(倫理学専攻の大学院生とか紹介されているけど、なんなの、こやつは?)による書評記事が掲載されていますね。ええ、掲載されているのです。えーっとまあ、どういったらいいか困りますけど、ともかく、ボケスケはボケスケなりに、ない頭を絞って書いたようですので、1500字弱のこの記事にもいろいろ至らぬ点等あるかと思いますが、よろしかったらご覧になっていただければなあ、という告知であります。特集の斉藤美奈子氏のインタビューも面白いので(ちょっとかみ合っていないとは思うけど)、よろしかったらそのついででにでも。もうすでに次の号が書店には並んでしまっているようですが、大きな書店ならレジに頼めば出してもらえるかもしれませんし、少なくとも会社のほうに注文を出せば、バックナンバーとして取り寄せることもできます。ちょっと紹介が後手後手になって申し訳ないですあが、なにとぞよろしくという、不慣れなせいでちぐはぐな告知であります。んで、一応この論集に関しては、<週刊読書人>4/11号を参照していただくことをお願いして、紹介記事は割愛させていただきたく存じます。
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